クリスマスディスプレイ・色の組み合わせについて☆
ハロウィンが過ぎ、街のディスプレイはクリスマスカラーに彩られてきました(早!)
上記の画像は川崎ラゾーナのエントランスでございます。
遠くから見るとキラキラ輝き、視線が引き付けられます。
なんだかわくわくしますよね★★★
通常、クリスマスの配色というと「赤」×「グリーン」が定番として上げられます。
今回の川崎ラゾーナ
エントランス・クリスマスディスプレイの色の組み合わせは 「ゴールド」×「グリーン」であります。
※下記はエントランスのディスプレイに近づき写メしたものです。 ゴールドと緑の組み合わせが美しい★★★
ほほ~。これはいいかも! と思ったのは
「見え方のバリア・フリー」を思いついたから。
人により、色の見え方に個性というものが存在します。
生まれ持って、赤、緑の識別が難しく感じる方がいるのです。
赤、緑の識別が難しく感じられる個性を生まれ持った方は
赤と緑は純色(もっとも純粋な色のこと)では、
色の明るさの度合いが同じくらいですので 識別がさらに難しいのです。
(赤と緑の純色をモノクロ写真の世界と置き換えて 想像されるとわかりやすいかも)
ですので、ゴールドは黄色に近い色です。
黄色は明るさの度合いが高いので、
(黄色をモノクロ写真に置き換えると 白に近く写りこむ)
赤と緑の識別が難しい方にとっては 見えやすい組み合わせとなるのではないのかな~と。
ゴールドと緑は明るさの度合いに幅があるので 、
【明度差のあるコントラスト】の効いた組み合わせとなるのです。
圧倒的に多い健常者と呼ばれる人のための色の組み合わせから、
見え方の個性のある人までも楽しめる色の組み合わせも 世の中に浸透しつつあることを願っています。
「色の組み合わせにも思いやり・愛を★」
Comment by ももたろ|2010年11月8日
ご無沙汰してます。
先日日本理化学工業と言う会社見学に行ってきました。
74人の従業員のうち、55人が知的障がい者で、
うち26人が重度の知的障がい者(IQ50以下)なのですが、
言葉を認識できない人でも仕事が出来るように
色を使って認識出来るように工夫されていました。
いろいろな方法があるとあらためて感じて帰ってきました。
Comment by 小野朱莉|2010年11月9日
>ももたろさん
ご無沙汰しております。お元気でしょうか?
色を使って認識できるように工夫されている会社。
素晴らしいですね!
障害を持っている方が使いやすい、認識しやすいものは
健常者といわれるわたしたちにとっても
とても安全で使いやすいものですよね。
とくに工場などの施設は安全性が求められますので、
見え方のバリアフリーはどんどん増えてゆくのでしょうね。
・・・そのようになってほしいです。